~蜂に刺された時は~
2022. 7. 1更新
【みんなのポケット】2022年6月号(NO.232)
蜂の活動時期は春~秋頃と言われています。これからの時期注意が必要です。
蜂に刺されると蜂の毒液によって鋭い痛みや腫れが出ます。刺された直後は元気そうでもしばらく経ってから全身症状が出る場合がありますので、安静にして様子を見ましょう。まずは、
(1)針が残っている場合は取り除く
針が皮膚に残っている場合は、毛抜きやピンセットで針の根元を掴んで抜きます。
(粘着テープで剥がし取る方法もあります)
針には、毒のう(毒のたまり)が付いているため、手で直接抜かないようにしましょう。
(2)患部を冷やす
保冷剤や氷のうなどで患部を冷やします。痛みを和らげる効果があります。
※「アナフィラキシー」の危険性
特に危険なのは、重篤なアレルギー反応を起こして、「アナフィラキシーショック」を起こす事です。
症状は数分~数十分で起こります。以下の全身症状は、アナフィラキシーの恐れがあります。
・顔色や意識の状態が悪くなる
・呼吸が苦しくなる
・腹痛、嘔吐を繰り返す など
以上の症状が出たら、躊躇することなく緊急受診して下さい。