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あと1年で子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種が終了します!

【みんなのポケット】2024年3月号(NO.253)

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンです。おおむね16歳ごろまでに接種するのが最も効果が高いものの20歳ごろの初回接種までは有効性が保たれることや、性交経験がない場合はそれ以上の年齢においても一定程度の有効性があることが、国内外の研究で示されています。

キャッチアップ接種とは2013年から2021年にHPVワクチンの接種が差し控えられていた間に公費での定期接種を逃した方に対して2022年4月から2025年3月31日の3年間においてHPVワクチンを公費で接種できる制度です。

対象者は誕生日が1997年(平成9年)4月2日から2025年(平成18年)4月1日生まれの女性です。また、平成18年・平成19年生まれの方は通常の定期接種(小学校6年生から高校1年生相当まで)の年齢を超えても令和7年3月31日まで接種することができます。