~子どもの爪かみ~
2016. 12. 1更新
「爪を噛む」癖、子どものその癖をなんとかやめさせたいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
その癖をやめさせるにはどうすればいいのでしょうか。子どもの爪かみは、ストレス由来の事が多いと言われています。無理にやめさせようと厳しく注意すると、そのことがストレスになり、かえってひどくなってしまう場合があります。
また、原因である不満や不安を取り除くことなく、たとえ、爪噛みをやめさせることができたとしても、ただ、ストレス発散の方法が爪噛みでなくなるだけで、髪の毛を抜いてしまう「抜毛症」など別の癖に移行することもあるようです。ですから、まず、原因となる不満や不安を取り除かなければなりません。
大人が思っている以上に、子どもの心は繊細です。とても小さな悩みが、原因の場合もあります。そして、親に悟られないように我慢し、平気そうな顔をしている場合もあるので、親は気が付きにくいのです。その我慢が大きなストレスになっている子どももいます。まず、スキンシップを大切にし、子どもの話をよく聞いてください。その原因が分からない場合、子どもの心の声に耳を傾ける努力が必要です。母親というのは、とても忙しいものですが、なんとか子どもと向き合う時間を作って。子どもの話をよく聞いてあげてください。目を見て、相槌を打ちながら、間に口を挟まずに最後まで優しい気持ちで聞いてあげてください。