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子どもの肥満

新学期を迎えます。この時期、学校では健康診断が行われます。
そこで「肥満」で医療機関の受診を勧められたお子様もいるのではないでしょうか?
なぜ肥満でいけないのかというと、子どもの肥満が大人になっても続き、生活習慣病を発症しやすいと言われているからです。また、子どもの時から生活習慣病、なんと高血圧・高脂血症・糖尿病・脂肪肝・睡眠時無呼吸症候群などの健康障害が発生する割合も以前より増えてきています。もう一つの問題に、「走る」、「飛ぶ」など嫌いになって運動不足になったり、けがをしやすくなったり、いじめや不登校の問題に発展することもあります。
肥満は単に食事を減らし運動すれば解消するとも限りません。そして、子どもの成長に不可欠なのは、3食バランスよく食べることです。さまざまな生活習慣や各年齢の発育段階に合わせた肥満対策が必要です。また、思いもよらない内臓の病気が潜んでいる事も稀ですがあります。
「肥満」と言われたら、ぜひ生活習慣を見直すだけでなく、医療機関にも相談してみてください。