~抗生物質~
2019. 11. 1更新
風邪の原因は、80~90%がウイルス感染であり、ウイルス性の風邪には、抗生物質は効きません。
では、抗生物質はどの様な時に飲むのでしょうか?それは、明らかに細菌感染が疑われる場合になります。
例えば、喉が発赤して溶連菌などによる咽頭扁桃炎。細菌による気管支炎、肺炎などが挙げられます。
抗生物質が処方されたら、用法と容量、内服日数を必ず守り飲み切るようにしましょう。少なく飲む、間引きする、早めに止めてしまうなど、中途半端な飲み方をすると、抗生物質の効かない細菌「耐性菌」を作り出す可能性があります。
また、抗生物質をいつか飲もうと保管することは止めましょう。病気によって、細菌の治療に適した抗生物質は異なります。抗生物質が必要な時に、抗生物質が効かなくなってしまう事態にならないよう、診断を受け、抗生物質を使用しましょう。