口腔ケアが大事
2020. 6. 24更新
むし歯や歯周病が多い状態、口の中に細菌が多い状態は、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病や早産、低出生体重児、誤嚥性肺炎などと関係していることがわかってきました。口の中の細菌が全身に影響を及ぼしたり、全身性の病気が口の中に影響を及ぼしたり、相互関係にあります。
また、食事でよく食べこぼすようになった、硬いものが噛めなくなった、むせることが増えた、口の中が乾くと言った症状、これらの口腔(オーラル)機能の軽微な低下を身体の衰え(フレイル)の一つととらえて、オーラルフレイルと呼ばれるようになりました。
人は生後半年頃から歯が生え、物を噛む力・飲み込む力が発達し、顔の表情が豊かになり、脳の機能を高め生きる力を身につけていきます。
また、歯を磨くという行為がはじまり、口腔内を清潔に保つことで、健全な食生活を送ることができます。