やけどの応急処置
2020. 12. 29更新
【みんなのポケット】2020年12月号(NO.214)
やけどが発生しやすい季節になりました。やけどの応急処置についてお話ししましょう。
- とにかく流水で10分以上冷やしましょう。
やけどの痛みを抑え、皮膚の損傷をくい止めるには、初期の処置が重要です。
氷や氷水での冷却はかえって皮膚組織を傷つけてしまいます。 - 衣類を着ている部分にやけどを負った場合は、衣類を着たまま流水で冷やします。
- よく冷やしたら病院を受診しましょう。
病院へ行くまでの処置として、ぬらしたきれいなタオルで冷やして行きます。
ラップにワセリンを塗って、それを巻いて行くのも良いでしょう。
(やけどの範囲が狭くやけどが軽症の場合) - 水疱ができたり、白っぽい色になった場合は必ず病院を受診して下さい。
とにかく基本は流水でよく冷やすことです
水疱はつぶしたり破ったりしないで下さい(感染のおそれがあります)