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~こどもの発熱~

【みんなのポケット】2024年1月号(NO.251)

子どもの急な病気やけがの時、♯7119に電話すると病院にすぐ受診した方がよいとか、明日まで様子をみましょうなど、看護師が24時間電話でアドバイスをしてくれます。
相談の内容で1番多いものは発熱です。
子どもの発熱の原因の多くは感染症でウィルスによるものです。発熱したことでウィルスの増殖は抑えられ、抗体の産生は高まり、病原体を攻撃する白血球の機能も高まり感染症は治っていきます。
発熱とは、病原体と戦って、感染症を治そうとする好ましい反応なのです。熱自体が脳障害を起こすことはありません。熱が高いほど病気か重いわけでもありません。熱があっても食事や水分がとれていて元気があるような時は、夜間急に熱がでたからといって、すぐに受診するのではなく、家で様子をみて次の日の受診でよいでしょう。

【早く受診した方がよい場合】
・3ヵ月未満の発熱
・12時間以上排尿がない時
・ぐったりしている
・意識がぼんやりしている
・顔色や皮フの色が悪い時
・呼吸困難のある時

【病院に受診する時のお願い】
いつから・どのような症状がでているか、病気の経過を教えてください
この病気でどこか受診した病院はありますか
お薬手帳をお持ち下さい
 どのようなお薬が処方されたかわかります。また、普段から服用しているお薬も知ることができます
母子手帳も忘れずにお待ちください
 ワクチン接種の状況やお子さんの様子がわかる大切なものです
まわりではやっている病気があれば教えて下さい
(保育園・幼稚園・学校・家族など)