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夜間のひどい咳

人の体は、夜になると体を休めるときに働く副交感神経が優位になります。その影響で気管支が狭くなり夜に咳が出やすくなります。
また、夜は気温が下がり、体温より冷たい空気に触れることで気管支が敏感に反応しやすくなります。
鼻水や痰が出ているときは、横になると気管に鼻水や痰が流れ込んで粘膜を刺激し咳が出ることがあります。
喉が乾燥したり、仰臥位など姿勢の変化でも咳の誘発原因になります。
原因は何であれ、咳が出て眠れない時の対処法を次にあげました。

  • 温かい飲み物で喉を潤す
    1才以上であれば、喉に良いとされるはちみつを入れるのも良いでしょう
    注)1才未満の子どもには、はちみつを与えてはいけません
  • 乾燥を防ぐため加湿器をつける
  • 部屋を温める
  • 枕やクッションを背中に当て、少し上半身を起こして寝かせる
  • ネックウォーマーなどで喉をあたためる
  • 背中を軽くトントン叩いて、咳や痰を出やすくしてあげる
    小さな子供は抱っこしてトントンしてあげると良いです
  • 横向きに寝る
    仰向けよりも横向きの方が呼吸がしやすくなります
  • 部屋や寝具を清潔にする
    ダニや埃は咳の原因になります

咳がひどい時には試してみてください。
長引く場合は原因を見つける必要があります。